茶の湯的 ・ 建築 庭園 町並み観賞録

 
 
 
 

山陰・山陽探訪 ⑦旧山口県庁 ~山口県山口市~

山陰・山陽探訪3日目、旧山口県会議事堂を訪れた後は、隣にある旧山口県庁を訪ねます。

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旧山口県庁は旧県会議事堂と同時期に、旧県会議事堂を設計した大熊喜邦や武田五一らによって、妻木頼黄博士指導のもと、設計されました。

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旧県会議事堂と同じく、後期ルネッサンス様式を取り入れた和洋折衷の建築となっています。

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一部は現役の庁舎として使用されていて、それ以外の部分は見学することができます。

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二階部分にある、旧知事室。椅子や机は、実際に使用されていたものです。

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二階部分の応接室。内装は旧県会議事堂のデザインとよく似ています。

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二階部分の旧正庁会議室。現役当時の姿のまま保存されています。

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旧正庁会議室壁面の意匠。木工の細かい技巧に驚かされます。

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旧県庁舎は旧県会議事堂とともに、昭和59年(1984)に国の重要文化財に指定されています。旧県会議事堂とともに県政資料館として公開されていますが、現在でも一部の部屋は執務室として使用されています。

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山陰・山陽探訪 ⑥旧山口県会議事堂 ~山口県山口市~

山陰・山陽探訪3日目、まずは旧山口県会議事堂を訪ねます。
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旧山口県会議事堂は、後期ルネッサンス様式を取り入れた煉瓦造の洋館で、大正期特有の和洋折衷建築となっています。
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壁も天井も漆喰で白く輝いています。
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二階部分の照明は、何とも不思議なかたち。インスタレーションの作品のようです。
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知事応接室は、壁もカーテンも洒落たデザインになっています。
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旧県会議事堂は、大蔵省臨時建築部長・妻木頼黄博士の指導のもと、大熊喜邦や武田五一らにより設計されました。この3人は後に国会議事堂を手掛けることになります。大正2年(1913年)に起工、大正5年(1916年)に完工しました。
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議場は現在もイベントスペースとして使用されています。
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旧県会議事堂は、隣接する旧県庁舎とともに山口県政資料館として一般に公開されています。昭和59年(1984)には国の重要文化財に指定されています。
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山陰・山陽探訪 ①仁風閣 ~鳥取県鳥取市~

遅めの夏休みを取り、山陰・山陽を回って参りました。羽田から飛行機で鳥取へ行き、鳥取からは鉄路でぐるっと岡山まで、4泊5日の旅。簡潔に纏めたかったのですが、旅の模様は19回に分けて書いていくことになりそうです。。

初日は、鳥取県鳥取市と倉吉市へ。
まずは、鳥取城址に佇む明治期の洋館・仁風閣を訪ねます。

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仁風閣は明治40年(1907)、鳥取池田家第14代当主・池田仲博侯爵により、池田家の別邸として建てられました。設計は、赤坂離宮や京都国立博物館などを設計し、当時の宮廷建築の第一人者と言われた宮内省匠頭・片山東熊。当時の皇太子・嘉仁親王(後の大正天皇)の山陰行啓時には、親王の宿泊施設として使用されました。

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フレンチ型ルネッサンス様式の木造擬洋風建築で、屋根は寄棟&桟瓦葺と日本的ですが、白亜の壁に加え、アーチ型の破風や屋根に突き出た6つの煙突、八角の尖塔など、洋風の意匠が施された外観は、同時期の国内の擬洋風建築の中でも、特に洗練された印象を受けます。昭和48年(1973)に国の重要文化財に指定され、現在は資料館として一般公開されています。

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一階部分は鳥取池田家や鳥取城に関する展示室、二階部分は当時の状態を維持した保存展示となります。

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しなやかに曲線を描く美しいらせん階段。柱を一切使わず、欅の木材だけで構成されています。

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二階部分の廊下。壁には「仁風閣」の名付け親、東郷平八郎直筆の額があります。

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御座所。親王滞在時、居室として使用された部屋です。絨毯、カーテン、椅子、ソファー、シャンデリア…すべてが気品に満ちた格別な空間です。

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謁見所。二階部分の各部屋は、親王が滞在した際の呼称が使用されています。

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御食堂。親王滞在時、らせん階段を使って調理場から食事を運んだそうです。

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御物置とのことですが、物置にしておくにはもったいない、美しい壁紙とカーテン。

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昭和18年(1943)の鳥取地震後、荒廃が進んだ仁風閣は取り壊しの危機に直面しますが、市民からの要望により文化財指定を受け、修復・保存されることになりました。

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二階部分のテラスは、窓が大きく開放的で、日光を最大限に取り込めるようになっています。開放的ですが、白を基調としており清楚な印象も受けます。

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仁風閣の前面には、宝隆院庭園と呼ばれる江戸時代の池泉回遊式庭園が残ります。

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仁風閣の建つ地には、もともと12代藩主・池田慶徳が、11代鳥取藩主・池田慶栄の未亡人・宝隆院のために建てた扇御殿がありましたが、宝隆院庭園はその庭園として、御殿と同時期に作庭されたものです。

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仁風閣の次は、同じ鳥取市内の寺院・観音院の庭園を訪れます。
 
 
 
 
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Author:Hakka
関東近郊を中心に、古い町並みや建築(近代建築中心です)、日本庭園を訪ねています。どうぞよろしくお願いします。
※建築は基本的に内部公開されているものを取り上げています。
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