茶の湯的 ・ 建築 庭園 町並み観賞録

 
 
 
 

四国探訪⑥~上芳我家住宅(愛媛県喜多郡内子町)~

上芳我家住宅は、内子町八日市地区に残る、かつての豪商の邸宅です。上芳我家は、江戸時代末期に同じ八日市地区の本芳我家から分家し、木蝋生産で財をなしました。

331_20140923133832556.jpg






330_20140924135335e6d.jpg






318_201409241353405e9.jpg





317_2014092413533858e.jpg





328_20140924135347dc3.jpg






314_201409241353367fb.jpg






320_20140924135342531.jpg






321_20140924135344f3b.jpg





326_20140924135345d32.jpg



内子は江戸時代後期から製蝋業が発展し、明治~大正期には生産量国内一位を誇っていましたが、大正期になると製蝋業の衰退とともにその製造場も姿を消すようになり、現在、その施設を完全に残しているのは全国で上芳我家のみと言われています。現在では屋敷全体が国の重要文化財に指定されています。

311.jpg



スポンサーサイト
 
 
 
 

四国探訪②~道後温泉本館(愛媛県松山市)~

道後温泉は万葉集にも登場する古湯で、日本三古湯の一つに数えられています。そのシンボル的存在が、道後温泉本館です。

128_20140916085225c25.jpg




明治27年(1894)に建てられた近代和風建築ですが、数度にわたる増改築を受けており、その構造は複雑なものになっています。

124_20140916085224da6.jpg




最も古くに建てられた神の湯本館棟。三階建てで、二階と三階は北側に高欄を巡らし、最上部には「振鷺閣」と呼ばれる搭屋を頂きます。

120_20140916085228543.jpg




神の湯本館棟は、唐破風や高欄の意匠など、凝った装飾が施されています。

142_20140916085849275.jpg




本館東面。右は明治32年(1899)築の又新殿・霊の湯棟 左が大正13年(1924)築の南棟です。


134_20140916085843ade.jpg




又新殿・霊の湯棟は皇族用に建てられたものです。屋根は銅板葺き、幾重にも破風を連ねた重厚な造りで、二階には「玉座の間」があります。


133_20140916085850669.jpg




南館は二階建てで、南東部のみ三階建てとなります。二階と三階には高欄が巡ります。



137_20140916085847faa.jpg





135_20140916085844503.jpg




南東から見た南館と又新殿・霊の湯棟。


136_2014091608584609d.jpg





玄関棟は南館と同じく大正13年(1924)の建造です。唐破風の車寄せは、道後温泉のイメージそのものです。


129_201409160852268ae.jpg


道後温泉本館は、車寄せをはじめ至る所に設けられた唐破風や、高欄に施された彫刻、屋根に鷺を据えた振鷺閣と呼ばれる塔など、随所に意匠が凝らされた質の高い和風建築で、重要文化財にも指定されています。ちなみに、入浴だけなら料金は税込420円。ボディソープやシャンプーはありませんが(石鹸は50円払えば貰えます)、その辺のスーパー銭湯の半額の値段で入れるんだから、驚きです。

 
 
 
 
プロフィール

Hakka

Author:Hakka
関東近郊を中心に、古い町並みや建築(近代建築中心です)、日本庭園を訪ねています。どうぞよろしくお願いします。
※建築は基本的に内部公開されているものを取り上げています。
※画像の無断転載はお断りします。

 
 
 
 
 
 
 
 
カテゴリ
 
 
 
 
検索フォーム
 
 
 
 
 
 
ブロとも申請フォーム
 
 
 
 
QRコード
QR
 
 
Pagetop