山陰・山陽探訪 ⑫松阪邸 ~広島県竹原市~
古い町並みが残る竹原の本町通りで、一際目立っているのがかつての商家・松阪邸です。
主屋は、屋根の妻側が唐破風、二階部分の窓は菱格子という、珍しい構造です。
松阪氏初代は延宝2年(1674)広島から移住、「沢田屋」と称し、薪問屋、石炭問屋、製塩業、酒造業、醸造業を経営していました。現在の建物は江戸時代末期の文政年間(1818~1830)頃建てられ、明治12年(1879)に改築されています。
松阪邸は全体が茶掛かっていて、随所に数寄屋風の意匠が凝らされています。庭も露地っぽい趣き。。
縁側の床板まで手が込んでいて、洗練されたデザイン。手前側と奥側で、張り方が異なっています。
松阪氏は文化への造詣も深く、また、下市庄屋、割庄屋、塩浜庄屋、竹原町長などをつとめるなど、精力的に活躍していました。松阪邸の随所に凝らされた華やかな意匠に、その繁栄ぶりを偲ぶことができます。
次回は、松阪邸と並ぶ竹原の豪邸、森川邸を訪れます。
主屋は、屋根の妻側が唐破風、二階部分の窓は菱格子という、珍しい構造です。
松阪氏初代は延宝2年(1674)広島から移住、「沢田屋」と称し、薪問屋、石炭問屋、製塩業、酒造業、醸造業を経営していました。現在の建物は江戸時代末期の文政年間(1818~1830)頃建てられ、明治12年(1879)に改築されています。
松阪邸は全体が茶掛かっていて、随所に数寄屋風の意匠が凝らされています。庭も露地っぽい趣き。。
縁側の床板まで手が込んでいて、洗練されたデザイン。手前側と奥側で、張り方が異なっています。
松阪氏は文化への造詣も深く、また、下市庄屋、割庄屋、塩浜庄屋、竹原町長などをつとめるなど、精力的に活躍していました。松阪邸の随所に凝らされた華やかな意匠に、その繁栄ぶりを偲ぶことができます。
次回は、松阪邸と並ぶ竹原の豪邸、森川邸を訪れます。
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